あの日とその日

自死遺族 私の胸の中

消えてしまえば

この瞬間から

私がいなくなる


そんなことばかり想像する



無理だろうな…


幼子が…


旦那はどう思うのだろう



無責任なやつだというのだろう



娘の荷物を整理しろと言う


そこに娘はいない事もわかっている



ヒトは骨と皮の中に魂を閉じ込めた生命体



日本は何故に燃やしてしまうのか…


残った骨には

魂は宿らない…


どこにいるの?


母も連れて行って

やるせない


生きている

また今日も生きている


一時間が過ぎるのが

本当に早く


ボケっとしてたら

もうこんな時間  って


1日もあっとゆう間に感じる


そんなことを改めて思うと


私って生きているんだなって



止まってしまったあの子の時間と

あの日から日にち、年数の時間と

数えたくないからなのか

アプリのカウントダウン機能に

頼ってて、

それでも私は年取って

自分の歳は把握出来ていて


また今日も生きていた


生きていくってやるせない