あの日とその日

自死遺族 私の胸の中

娘の友達が…

バンドでありがとうを込めた歌を

歌ってくれたらしい


私は正直、辛い


本当ならば17歳


いろんな人が手を合わせたいからと

来てもいいですかと…


娘の友達を含めてだが。


何にもない顔して生きてるのが

精一杯。

娘もそうしてほしいんだろうと思うけど

無理だ。


何をしても、もう娘は帰ってこない。


その事実が

とてつもなく

辛い。


優しいあの子は

もういない。


まずい晩御飯でも

美味しいよ

そう言ってくれたあの子は

もういない。



未だに あの子には

私の元に生まれた事が

申し訳なくて仕方ない。


ごめんね、

こんな母で…。