あの日とその日

自死遺族 私の胸の中

あの世って

健康観察中に

80代の方に言われた


早く死んでしまわんかな


笑って言われるが

半分 本気で

半分 冗談だと思う


死ぬ方が 楽なんです


生きることは修行です

死んだ後 楽するために

修行を積みましょう


そう言ったものの

自分の口から

そんなこと、よく言えるな

と、自分にツッコミ入れていた


私は死んだ後は楽になりたくない

地獄で永遠と拷問受けて

来世なんかなくていい



だから早く死なないかなって…

今日も生きてます

誰でも生まれたからには

終わりがある


わかっているようで

わかっていない


私は いつでも死ねる

その覚悟で生きている


今日、旦那に

私が死んだら の話をしたら

めっちゃ怒られた


死にたいって思ってるって言ったら

殴られるかも


言えないな…


 

でも


現世は もういいかな…。



雷、私に落ちないかな。

ドアが開く

何となく今日は

娘がいる気がする


玄関先のドアが開く


おかえり


と呟いて いつもの席に

ご飯を並べる



シャワー浴びてるときも

ドアが開く



おかえりと心で呟く


下の子と入浴中なので…



多分 娘である

絶対娘である。


そう思いながら

また1日を終える